上下水道
上下水道分野において、計画立案から設計、維持管理まで一貫した技術サービスを提供します。上下水道は、私たちの暮らしに欠かすことのできない重要な社会インフラであり、安全で快適な生活環境の実現にはこれらの施設の安定した整備と機能の維持が不可欠です。
当社では、事業認可申請や基本計画の策定をはじめ、管渠設計、水管橋の設計、推進工法による施工計画など、地域の実情に即した効率的で信頼性の高いインフラ整備を支援しています。また、老朽化が進む施設に対しては、劣化診断や耐震補強設計を通じて、長寿命化と災害への強さを兼ね備えた施設づくりを推進しています。
環境負荷の低減や地域の自然との調和にも配慮し、持続可能な水環境の実現を目指して、技術力と経験を活かした提案を行っています。さらに、近年の気候変動や集中豪雨といった新たな課題にも対応すべく、流域全体を見据えた広域的な視点での計画立案にも取り組んでいます。
人々が安心して水を使い快適に暮らせる社会のため、未来を見据えた上下水道整備にこれからも貢献していきます。

上下水道等の地下埋設施設において、従来の図面による情報伝達に加え、三次元(3D)モデルを活用した設計説明資料の作成支援を行っています。3Dモデルは、地形や構造物の形状を視覚的かつ直感的に理解できるため、地域住民や発注者、関係機関との合意形成を円滑に進める有効なツールとなります。
また、土木設計の豊富な経験と専門知識を活かし、設計意図や施工内容を正確に伝える3D資料の企画・作成をサポートします。使用目的や対象者に応じて、断面表現や俯瞰図、透過処理などを取り入れ、分かりやすさを重視した構成をご提案します。設計段階での検討資料、説明会やプレゼン資料としても活用可能です。
水道インフラの重要構造物である水管橋は、地震時の被災リスクを低減するため、適切な耐震対策が不可欠です。株式会社若鈴では、橋梁構造や支持地盤の特性、老朽化の進行度などを総合的に評価し、個別の構造条件に応じた最適な耐震補強設計を行っています。
大規模水管橋においては、橋脚や支承部、トラス構造などの各要素が地震動にどう応答するかを詳細に解析。最新の耐震基準やガイドラインに基づき、補強材の配置や構造補強手法を提案することで、安全性と経済性を両立させた設計を実現します。
また、既存構造の再利用を前提とした補強計画により、工期やコストの最適化を図るとともに、供用中の水道機能に影響を与えない設計配慮も徹底しています。経験豊富な技術者が現地調査から設計、工事対応まで一貫して支援し、地域住民の生活を支える水道インフラの強靭化に貢献します。
安全で持続可能な水道ネットワークの構築を、確かな技術でサポートします。
